競技シラットについて

<活動日>
日時:毎木曜 19:00-21:00
場所:東京都目黒区目黒4-6-6バライ・インドネシア M2F体育館
問い合わせ先:sportssilat ℗ yahoo.co.jp
*メールでお問い合わせの際は、℗を@に変換してください。

講師紹介等は競技シラットのホームページをご覧ください。

<競技シラットの歴史>
1948年にインドネシア政府の指導のもと、多数の流派を束ねる機関として、インドネシアプンチャックシラット協会(IPSI)が創設された。以降、伝統文化・武術としてのプンチャック・シラットを世界に伝える機関として活動している。
1980年になると、IPSIが中心となり、同じくマレー地域の国であるマレーシア・シンガポール・ブルネイのプンチャック・シラット協会と連携し、国際シラット連盟(PERSILAT)が創設された。PERSILATは競技としてのプンチャック・シラットの普及に努め、1987年に第1回世界大会がマレーシアで開催された。以降2,3年に1回、世界各地で開催され、回を追うごとに参加選手数を増大させている。
また、1987年開催の第14回東南アジア競技大会(東南アジア地域のオリンピック、SEA Games)から、正式種目として採用された。将来のオリンピック種目採用を目指し、現在はアジア大会正式種目採用に向けて活動中である。この活動の成果として、第1回アジアビーチゲームズ(2008年)、第1回アジアマーシャルアーツゲームズ(2009年)、第3回アジアインドアゲームズ(2009年)に正式種目として採用された。第5回アジアビーチゲームズ(2016年開催予定) 及び第18回アジア競技大会(2018年開催予定)でも正式種目であることが発表されている。また、第5回アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ(2017年開催予定)での採用も協議中である。
上述のように、東南アジア地域を中心に盛んであるが、ヨーロッパにも競技人口は多く、2001年にはヨーロッパプンチャック・シラット連盟(European Pencak Silat Federation、以下EPSF)が設立された。EPSFはヨーロッパ各地のプンチャック・シラット協会と協力し、ヨーロッパ選手権の開催や各国における国際大会・国内大会運営のサポートを行っている。

競技大会におけるプンチャック・シラットは大きく2つの部門に分かれている。一つはポイント制で勝敗が決まるフルコンタクトの試合部門であり、もう一方は規定の型(ダブルスは自由型)の完成度を競う演武部門である。

試合部門について

試合部門とは、異なるチームの2名のPesilatの間で行われる競技である。両Pesilatは、攻撃及び防御の要素を用いて互いに対決し、最も多くの点数を獲得しようとする。攻撃及び防御の要素とは例えば、 相手に反撃/(攻撃を)避け/命中/攻撃し倒す、戦略・技術で競う、体力・闘志を保持する、プンチャック・シラットのkaidah(原理)とpola langkah (足捌き)を豊富なjurus(型)技術を披露することにより活かす などである。Pesilatは体重によってクラス分けされ、1ラウンド2分、1分の休憩を挟んで計3ラウンドを戦う。

試合部門採点方法について

試合部門の勝敗決定にはいくつかのケースがあるが、最も一般的なものはポイントの多い方が勝つケースである。ポイントによる勝敗決定以外では、TKO、辞退、失格などがある。

ポイントは以下の基準を元に5人の審判によって記録される。

1点:突き(手)による有効な攻撃が決まる
1+1点:攻撃を避け、突き(手)による有効な攻撃が決まる
2点:蹴り(足)による有効な攻撃が決まる
1+2点:攻撃を避け、蹴り(足)による有効な攻撃が決まる
3点:相手を床に倒す/相手の体勢を崩す(手や膝が床につく)攻撃が決まる
1+3点:攻撃を避け、相手を床に倒す/相手の体勢を崩す(手や膝が床につく)攻撃が決まる

上記得点に加え、反則には減点(ペナルティー) が加えられる。

試合部門のクラス分け

体重別クラスは成人(17歳以上)の場合、男性11クラス、女性7クラスに分けられる。Aクラスの45~50キロに始まり、以降5キロ刻みでクラスの名称が変わる。

2015年世界大会男子Bクラス決勝 インドネシア対タイ from JAPSA on Vimeo

2015年世界大会男子Eクラス決勝 インドネシア対マレーシア from JAPSA on Vimeo

競技シラット概要-001
競技シラット概要-002

演武部門について
伝統音楽に合わせる演武とは別に、競技として競う演武が競技シラットの演武である。これは以下の3つにクラス分けされている。

1)Tunggal (演武ソロ)
1名のPesilatが、素手及び武器を使うJurus Baku Tunggal (ソロ演武規定型)を3分間演じる競技である。技術の正確さやスタミナ、技の理解度を競い、5人の審判が採点する。


2015年世界大会優勝女子 from JAPSA on Vimeo.

2)Ganda (演武ダブルス)
同じチームの2名のPesilat が、素手と武器を使い、よく計算された実効的かつ芸術性のある彼らの技術の豊富さを披露し、3分間演じる競技である。技術の正確さやスタミナ、技の理解度を、5人の審判が採点する。


2015年世界大会優勝男子 from JAPSA on Vimeo

3)Regu (演武チーム)
同じチームの3名のPesilatが、素手によるJurus Baku Regu (チーム演武規定型)を3分間演じる競技である。正確に間違いのない技術と調和を競い、5人の審判が採点する。

2015年世界大会優勝女子 from JAPSA on Vimeo

バライ・インドネシアへの行き方
目黒駅西口より徒歩約15分。 (目黒通りを山手通り方向に直進し、横断歩道橋を過ぎた最初の角にある骨董屋さんを右折、突当りを左折) バス利用の場合は、目黒駅西口より東急バス(どれでも可)に乗り、3つ目のバス停「元競馬場」下車、徒歩2分。