教室のご案内

一般社団法人 日本プンチャック・シラット協会では現在、競技プンチャック・シラット、伝統流派プリサイ・ディリ、伝統流派ムルパティ・プティ、伝統流派パンリプール、伝統流派シンランバ、伝統流派パンチャ・サクティが活動しています。

見学・体験につきましては下記の案内をご覧ください。
なお、メールでお問い合わせの際は、℗を@に変換してください。

競技プンチャック・シラット *当面の間、見学体験休止中。
世界大会なども開催される競技プンチャック・シラットを中心に練習しています。
(競技シラットの練習は伝統流派に所属していることが参加条件です。)
日時:毎木曜 19:00-21:00
場所:東京都目黒区目黒4-6-6バライ・インドネシア M2F体育館
問い合わせ先:sportssilat ℗ yahoo.co.jp

プリサイ・ディリ (Keluarga Silat National  Perisai Diri) *当面の間、見学体験休止中。
伝統流派プリサイ・ディリ派を中心に練習しています。
日時:毎土曜 18:00-20:00
場所:東京都目黒区目黒4-6-6バライ・インドネシア M2F体育館
問い合わせ先:pd.jepang ℗ gmail.com

ムルパティ・プティ (PPS Betako Merpati Putih)
伝統流派ムルパティ・プティ派を中心に練習しています。
日時:毎月曜 19:00-21:00
場所:東京都目黒区目黒4-6-6バライ・インドネシア M2F体育館
問い合わせ先:morning.silat ℗ gmail.com

パンリプール (Himpunan Pencak Silat PANGLIPUR)
伝統流派パンリプール派を中心に練習しています。
日時:毎第1・3土曜(変更の場合あり) 15:00-17:30
場所:東京都目黒区目黒4-6-6バライ・インドネシア M2F体育館
問い合わせ先:panglipurjapan ℗ outlook.jp

パンチャ・サクティ (PPS Panca Sakti) *当面の間、不定期開催。
Cimandeをベースとした伝統流派パンチャ・サクティを中心に練習しています。
日時:原則として月1回土曜 14:00-
場所:東京都新宿区戸山3-18-1 元気館
問い合わせ先:pancasaktijpn ℗ yahoo.co.jp

シンランバ (Perguruan Silat SIN LAM BA)
伝統流派シンランバ派及び制定形を行っています。(書籍、DVD有)
日本(柔術、柳生心眼流兵術)、中国(太極拳、形意拳、八卦掌、少林拳)などの指導も致します。
日時:毎土曜
問い合わせ先:ha-na-re.25.10.12 ℗ docomo.ne.jp

カテゴリー: JAPSA

インドネシア・オープン2022に参加します。-13日追記あり。

8月13日(土)~17日(水)にインドネシアのジャカルタで開催されるインドネシア・オープン2022に、日本から麻生大輔選手が参加します。会場はタマンミニインドネシア公園隣接のパデポカン・プンチャック・シラットです。入場無料となっておりますので、在ジャカルタ近辺でご都合のつく方は是非、観戦にお出かけください。

麻生選手の出番は、大会3日目の15日(月)9時半頃を予定しています。予選A組8番目の出番です。

カテゴリー: JAPSA, Sports

第19回プンチャック・シラット世界大会が開催されます。

7月26日(火)~31日(日)にかけて、マレーシアのマラッカにて第19回プンチャック・シラット世界大会が開催されます。残念ながら日本チームの参加はありませんが、新ルールで実施される初めての世界大会です。各国の選手がどのようなパフォーマンスを見せてくれるか、楽しみです。

開催地のマレーシアでは歴史アクション大作「MatKilau」が大ヒットしているようです。映画のヒットが競技シラットの観客を増やすことにつながると嬉しいです。

また、大会に先立つ7月21日(木)~24日(日)には”世界遺産としてのシラット”としてフェスティバルとセミナーが開催されます。こちらも多くの参加があることを期待したいと思います。

カテゴリー: JAPSA, Sports

新ルールの試合が中継されます。

昨年、競技シラットのルールが大幅に改定されました。コロナ禍でなかなか新ルールでの大会を見られる機会がありませんでしたが、12月21日(火)10時より、マレーシアで開催されるシンガポール&マレーシア親善試合がネット中継されます。

本親善試合は新ルールによるものとなります。興味のある方は是非、ご覧ください。

カテゴリー: JAPSA, Sports

『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』に協力しました。

ウルトラマンシリーズ最新作『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』(毎週土曜あさ9時 テレビ東京系にて放送中)に、シラットのことや伝統的な衣裳、小道具についてをお話しするなどして協力いたしました。

マレーシア発のシラット使いウルトラマンであるリブットを、地上波で見られるのが楽しみです。公式YouTubeチャンネルでは見逃し配信もされるようです。

カテゴリー: JAPSA

3月11日大学主催国際バーチャル・プンチャック・シラット大会トゥンガル&ルグに参加しました。

中部ジャワにある3月11日大学(Universitas Sebelas Maret)が創立45周年を記念してオンラインで開催した国際バーチャル・プンチャック・シラット大会に萩原建選手がトゥンガル種目に参加し、16位となりました。ご声援、ありがとうございました。
なお、男子トゥンガル種目には25名の参加があり、メダルは1位タイ、2位ジャカルタ大学、3位ブルネイという結果になりました。

女子トゥンガル種目、昼休憩を挟んで、男子トゥンガル種目が配信されました。トゥンガル種目の後にルグ種目が配信されています。
カテゴリー: JAPSA, Sports

3月11日大学主催国際バーチャル・プンチャック・シラット大会トゥンガル&ルグに参加します。

中部ジャワにある3月11日大学(Universitas Sebelas Maret)が創立45周年を記念してオンラインで開催する、国際バーチャル・プンチャック・シラット大会に、萩原建選手が参加します。本大会ではトゥンガル(演武ソロ)とルグ(演武チーム)が実施され、萩原選手はトゥンガルにエントリーしています。

大会は大学のYoutubeチャンネルで見られるようです。お時間のある方はアクセスしてみて下さい。配信は5月17日~19日にかけて行われます。海外からの参加選手の中には、アジア大会メダリストの名前も確認できます。

https://www.youtube.com/c/UniversitasSebelasMaretSurakarta

カテゴリー: JAPSA, Sports

PERSILAT41周年記念オンライン大会が開催されます。

世界プンチャック•シラット連盟(PERSILAT)設立41周年を記念し、オンライン大会が開催されます。残念ながら日本からの参加はありませんが、世界的パンデミックのなかでもパフォーマンスを磨き続ける選手の姿を是非ご覧ください。なお、実施される種目はトゥンガル(ソロ)とガンダ(ペア)の2種目になります。

https://youtube.com/channel/UCmlIo0O9y_mxFKH-ZcjwxwA

カテゴリー: Sports

広報動画ナレーション紹介

先日公開された広報動画のナレーションをご紹介します。

プンチャック・シラットについて

現在のインドネシアやマレーシアを中心とするマレー世界には1000年の昔から、いわゆる伝統的な武術が散見されていたとされています。現代においては、海外に支部を持つ流派から家内伝承を中心とするものまで大小数百を越える流派が活動していると言われます。流派や地域によっては、宗教実践や伝統芸能、人生儀礼や年中行事とも深く結びついています。こうした武術的実践をインドネシアではプンチャック・シラットと総称しています。

プンチャックとシラットという語彙そのものは、民俗的な文脈ではセットで用いられることが多く、1970年頃のインドネシアで正式にこの二語を結合しプンチャック・シラットと呼ぶことになりました。

攻撃は素手・素足を基本としますが、多種多様の武器も扱います。また、身体全体をバランスよく優雅に使うことも特徴のひとつとして挙げられます。

プンチャック・シラットを学ぶということは、単に技を覚えるのでなく、礼節を知り、体と心を鍛えることを通して、その人らしくよりよい生き方を学ぶことです。「稲の教え(イルム・パディ=実るほど頭を垂れる稲穂かな)」という表現が、この理念を象徴するたとえとして、稽古や師との対話のなかで引き合いに出されることがあります。

2019年にはプンチャック・シラットを学ぶこと、その環境、そしてそこから派生する競技としての発展などが総合的に継承していく価値があるものと評価され、インドネシアからはプンチャック・シラット、マレーシアからはシラットがUNESCO無形文化遺産に登録されました。

競技プンチャック・シラットについて

1980年にインドネシアが中心となり、マレーシア・シンガポール・ブルネイと連携し、競技としてのプンチャック・シラットの普及に努める国際競技統括組織、国際プンチャック・シラット連盟が創設されました。この組織が中心となり、競技大会用の演武規定型を制定しました。現在は地方大会から国際大会まで多くの競技会が開催され、2018年には第18回アジア競技大会でも正式競技として実施されました。競技としてのさらなる発展を目指し、2032年のオリンピック正式競技実施に向けて国際プンチャック・シラット連盟が活動中です。

競技種目としては、体重別に1対1で行われるフルコンタクトの試合部門と規定型ソロ・自由型ペア・規定型チームから成る演武部門に分けられています。 

日本プンチャック・シラット協会について

日本プンチャック・シラット協会は1996年に設立された日本国内統括組織で、国際プンチャック・シラット連盟に加盟しています。2015年には、設立20周年を機に一般社団法人となりました。正会員としてプリサイ・ディリ、ムルパティ・プティ、パンリプール、パンチャ・サクティの4流派が登録ています。

当協会では日本における競技シラットの普及・発展だけではなく、各流派それぞれの活動を通じて、プンチャック・シラットの持つ文化的側面が日本社会に広く知られることを目指しています。

動画内容

1.各流派(JAPSA正会員)

(1)ムルパティ・プティ:インドネシアのシラット伝統流派「ムルパティプティ派」は古代ジャワ王家を護衛する一族に伝わる技を1963年より一般の方へ伝える為に設立されました。現在はインドネシア軍の体術に採用され、芸術的な動きに実践力を備えた武術として伝承されています。

(2)プリサイ・ディリ:1955年にスバンディマン・ディルジョアトモジョ師が立ち上げた流派です。プリサイ・ディリとは自身を守る、という意味があります。重心と体重の移動、攻撃を捉え打ち崩すことといった19の技が中核をなしています。

(3)パンリプール:パンリプールは、”演武”を得意とするインドネシアの伝統流派です。武術の技に芸術性が加味された動きを生かし、最近はハリウッド映画にも進出しています。また、伝統継承活動にも力を入れており、プンチャック・シラットのユネスコ無形文化遺産申請の際には、演武団の一員として、ユネスコ本部にて演武披露を行いました。

(4)パンチャ・サクティ:シラットの源流の一つチマンデに学び、規定型制定にも携わったムハンマド・リファイ・サヒブ師が1978年に立ち上げた流派です。チマンデの技を基本とし、自由に演武を組み立てています。

2.トゥンガル(規定型ソロ)

国際プンチャック・シラット連盟が制定したソロの規定型です。競技大会ではこの素手、短剣、棒を使う100の動作を、3分で披露します。

3.ルグ (規定型チーム)

1チーム3人で競われる、国際プンチャック・シラット連盟が制定した規定型です。制定委員会が作り上げた100の動作は、さまざまな流派にそのルーツがあります。そのため学ぶ流派に関わらず、共に練習することが可能です。

カテゴリー: JAPSA, MP, PancaSakti, Panglipur, PD, Sports

広報動画が公開されました。

昨年末に収録した広報動画が、在京インドネシア大使館のYoutubeにて公開されました。

この動画がプンチャック•シラットとインドネシア、東南アジアへの興味関心に繋がれば幸いです。

カテゴリー: JAPSA, MP, PancaSakti, Panglipur, PD, Sports

インドネシア大使公邸にて、広報動画を撮影しました。

インドネシア共和国特命全権大使ヘリ•アフマディ閣下のご発案により、プンチャック・シラットを紹介する動画を大使公邸にて撮影する機会に恵まれました。撮影には当協会正会員の4流派が参加しています。

撮影に関わる全てをご提供くださっただけでなく、協会活動へのご寄付もいただきました。この場を借りてお礼を申し上げます。

動画は編集を経て、SNS等で公開される予定です。出来上がりましたら、またこちらでお知らせいたします。

この動画がプンチャック・シラット普及の一助となりますように。

追記:当日の様子が在京インドネシア大使館のサイトに掲載されました。

Atlet Pencak Silat dari Jepang Unjuk Kebolehan di Wisma Duta

カテゴリー: JAPSA, MP, PancaSakti, Panglipur, PD, Sports
バライ・インドネシアへの行き方
目黒駅西口より徒歩約15分。 (目黒通りを山手通り方向に直進し、横断歩道橋を過ぎた最初の角にある骨董屋さんを右折、突当りを左折) バス利用の場合は、目黒駅西口より東急バス(どれでも可)に乗り、3つ目のバス停「元競馬場」下車、徒歩2分。